ナイツ ネタ『宮崎駿』で学ぶ会話の極意。

ナイツ
出典マセキ芸能社

漫才は、話のテクニックを勉強するのに
すごく勉強になります。
ナイツの『宮崎駿』というネタで
会話の極意を探りましょう。
それではどうぞ

は:映画でもみようかなと思いましてね

つ:映画っていいですね。

は:近所のたつやに行きまして。

つ:つたや、完全にオーナーはたっちゃんでしょ。

は:なんかすごいアニメのコーナーで

つ:アニメ

は:もう今、子供から大人気の巨匠を
  一人見つけてしまったんですよ。

つ:誰ですか?

は:宮崎駿って知ってます?

宮崎駿
出典ウィキペディア

つ:知らなかったのかよ。今更かよ。
  今更知ったのか宮崎駿

は:なんだこいつなんだこいつ。

つ:知らなかったのえげつないでしょあの人。
  めちゃくちゃ売れてるでしょう。

は:ものすごい作品を

つ:うん

は:出している人だって事がわかったんです。

つ:名作ぞろい名作ぞろい名作ぞろい

は:今日みなさんに宮崎駿さんという人が
  どれほどすごいアニメ監督なのかということを

つ:調べてきたの

は:お話させていただきたいを思います。

つ:大丈夫?間違えないでよ。

は:宮崎駿は1941年

つ:ちゃんと調べている。

は:東京都ぶんきん区で産まれ(文金)

つ:ぶんきょう(文京)区ね
  北京(ペキン)見たく呼ばないでね。

は:今年で67歳になりますね。

つ:そんなになるんですね。

は:67歳なんで

つ:うん。

は:・・・。 山羊座になりますね。

つ:そうかな?どういう方程式をたどったのかな?

は:見た目がすごく特徴がありまして。

つ:見た目が

は:白いヒゲがすっごくぶあっとはいていまして。

つ:ひげ真っ白ですね。

は:(笑いながら)あとね、

つ:うん

は:メガネかけてるんですよ。

つ:メガネそんなに面白くねえだろー
  メガネのほうが面白い?ひげが真っ白い

は:漫画家を目指してたんですけど

つ:最初、漫画家目指してたんだ。

は:手塚おさむむしさんに影響を受けまして。

つ:おさむさん、ゴメンネあのむし読まないんだよ。

は:知ってますか?手塚治虫さんて

手塚治虫
出典http://tezukaosamu.net/

つ:知ってるでしょ

は:ベレー帽と(笑いながら)
  メガネかけてるんですよ。

つ:大丈夫メガネ?俺引き続きかけてても大丈夫?

は:あの人の作品で、

つ:うん

は:鉄腕おさむという作品と

つ:アトムだよ
  おさむさん書いたあとみたいになってる。

は:たいていジャングルなどのアニメを見まして

つ:ジャングル大帝ね
  大抵ジャングルかもしれないけど。

は:あのー同じターミネーターになろうときめて

つ:アニメーターだろ

は:努力をしていくわけですね。

つ:うん

は:はじめはね、テレビアニメの仕事しか
  してなかったんですよ。

つ:最初テレビやってたんだ。

は:あるブスの少女ハイジの構成担当をしてまして。

つ:おこられる。アルプスねブスじゃないよハイジは

ハイジ
出典http://www.heidi.ne.jp/

は:それが認められまして。

つ:なるほどね。

は:1979年ルパン三世カリオストロのという。

つ:ちょっとまでまで元気よく言って
つ:なんででテンション下がっちゃうの。

は:そして84年にあの名作
  風の谷をなおすかという作品でね

つ:ナウシカだよ知らねー風の谷のナウシカだよ
  何でヤワラちゃんの仕事だぞ

は:なんすか?なんすかなんすかが凄く良くて

つ:ナウシカだよだから
  こっちが聞きてーよなんすかって。

は:ランランララランランラン

つ:あっそうね挿入歌ね

は:あの歌僕大好きなんですよ。

つ:宮崎アニメはねみんな何か歌がいいんですよ。

は:ランランララランランラン
  歌詞忘れちゃった。

つ:ねえよあれ、みんなランランランって
  言ってるんだ全部。

は:平和になったらなー

つ:適当につけないでくれる。
  そんな話なんだけどもな。

は:このぐらいからねスタジオバブリーは

つ:ジブリだよ景気のいい名前だな、またほんとに

は:このスタジオしぶり(渋り)は

つ:どうしちゃったのバブリーってたんだけど
  渋りってどうしちゃったの

は:あの天空のラピュタ

つ:またでテンション下がっちゃって。
  なんでまたでテンション下がっちゃったの。

は:このあとにとなりのメトロという作品をだし

つ:トトロだよ地下鉄じゃなくて
  ネコバス走ってんだろ。

は:このぐらいからスタジオしゃぶりが
  どんどん勢いをまして

つ:ジブリだよ変なお店に開いちゃって。

は:痴女の宅急便であるとか

つ:魔女だよやめてそんな話ね

は:紅のメス豚ちゅう話とか

つ:やめてそういうのほんとにもうね

は:事を済ませば

つ:耳を澄ませばだよ
  全部なんかやらしく聞こえるから

は:もんもん姫

つ:知らねえよお前が悶々してきたからだろうが

は:何を血迷ったかこのぐらいから
  下に走る傾向になりまして。

つ:お前だよお前だよ血迷いだしたのは。

は:それを払拭したのが
  2001年せんだみつおの神隠し

つ:千と千尋だよあの人まだ神隠しにあってる。
  まだとか言っているまだとか

は:そして2004年ハウルの動く

つ:またがでちゃったがね
  ほんと多いね

は:今やっているのが大ヒット作の
  崖の上の(口に指を入れて音を鳴らす)
  ニョという作品で

つ:なんか泡っぽいけどね

は:ほんと今でも多くの若手から

つ:うん

は:アスベストされている人で

つ:リスペクトだよまたアスベスト出てきてる。

は:世界でも3本の指が入る映画

つ:指にでねその一文字結構大事だからね。

は:是非皆さんムツゴロウさんをみてください。

つ:いや、宮崎駿さんだよ。いい加減に

は:ありがとうございました。
つ:ありがとうございました。

いかがでしたでしょうか
相手の使った言葉の一言をつかって返す
このことが、話のリズムを作ることがよくわかります。
また、話の流れが良くなります。
欲にゆう、オウム返しというものですが。
漫才では当たり前に使われているものです。
日常の会話にもつかっていきたいものですね。

相手の言葉を引用して
肯定的に返すようにする。

<広告>

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ